キッチンはリフォーム要望が多い場所の一つですが、リフォーム費用も高額になるため、なかなかスタートが切れません。
そこで、ご自身で手軽にできるキッチンアレンジから本格的リフォームまで色々ご紹介していきます。
簡単なデコレーションから始めて、キッチンの雰囲気を変えてみませんか。
キッチンリフォームDIY!これなら簡単だれでもできそう編
キッチンDIYリフォームを、お手軽編から本格的DIYまで順を追って紹介していきます。
まずはお手軽アレンジ編から見ていきましょう。
キッチンの印象がガラリと変わる「キッチン扉」リフォーム
キッチンのイメージを決めているのは、目に入る面積が大きなキッチンユニットの扉や壁です。
建売住宅などでは、万人受けするホワイトを基調としたデザインが多く、清潔感は醸し出されますが、長く使っていると飽きてきますし、汚れも目立ってきます。
また、注文住宅で気に入ったデザインの物を選んでいても、ライフスタイルの変化等でイメージを一新したくなることも良くあります。
その場合におすすめなのが、100均やホームセンターで手に入る材料を用いた扉や壁のアレンジメークです。簡単な方法を2種類紹介します。
リメイクシートを用いたアレンジ
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リメイクシートは、表面に様々な柄を印刷したシートで、防水加工が為されているため、水がかかるキッチンなどにも使える便利なアイテムです。
シートは、数メートルのロール状になったものから短冊状のシートになったものまで様々ありますので、お気に入りのデザインの物を選び、貼りたい扉の寸法に合わせてシートを裁断して使います。
扉はヒンジ部分や取っ手などを外し、新聞紙などで養生したテーブルの上に扉をおいて作業すると楽にできます。
必要シートのカットと合わせて、扉の貼る面の汚れを拭き落として乾燥させておきます。そこにシートを貼っていきます。
シートには裏に糊がついたものが作業が楽です。離型紙を剥がしスクイジーで空気を押し出しながら貼っていきましょう。
失敗しても剥がせるので安心です。シートを貼り終わると扉の取っ手を戻し、元にセットするとプチリフォーム完了です。
扉の塗装
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扉に縁取り等の凹凸があるとリメイクシートアレンジは出来ませんが塗装なら簡単です。初めての方でも下準備さえきちんと行うと簡単に塗装できます。
準備する物は、塗料とローラー、刷毛、紙やすりとマスキングテープです。ホームセンターや100均で手に入ります。塗料は、水性多用途塗料が匂いもきつくなく、扱いやすくて便利です。
作業の初めは、下準備です。扉と取っ手類を外し、塗料が付いたら困る部分をマスキングテープで養生(カバー)します。
その後、塗装する面を紙やすりで軽くこすって、その後拭き上げ乾燥し、塗装が密着しやすいようにします。
塗装は、広い面はローラーで凹凸がある部分は刷毛で塗り乾かします。養生シートは乾燥前に外しておきます。
乾燥したら取っ手等を戻してリフォーム完了です。こちらも1日で作業完了です。
憧れのタイルキッチンに!「ワークトップ」リフォーム
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キッチンで壁面の次に大きな面積で目に付くのが、キッチンユニットのワークトップ(天板)です。
ステンレスや人工大理石の清潔感のある表面がよく使われています。
ワークトップは長年のキッチン作業でキズや汚れが付きやすい場所でもあります。そのワークトップをプチアレンジする素材もあります。それがキッチンカウンターシートです。
磁器タイルを並べたものから薄いアルミニウム表面に様々な模様を印刷したものまで、多様な耐熱シートがホームセンターやネット通販で手に入ります。
貼り方はリメイクシートと同様です。カウンターは、水がこぼれるだけでなく、調理中の油が飛んだり、熱い鍋などを置く可能性もあるため、耐熱・耐水・耐油性のシートを選んでください。
キッチンの雰囲気に合わせて「冷蔵庫」リフォーム!?
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キッチンカウンターや壁面のアレンジと合わせて、冷蔵庫の扉のアレンジはいかがでしょうか。
冷蔵庫は白物家電と呼ばれるように、白色を基調とする優しい色合いのものばかりで、個性を主張したものはほとんどありません。
この冷蔵庫の扉面もリメイクシートで簡単にイメージチェンジできます。作業もキッチンカウンターの扉と同じように下準備してシートを貼っていくだけです。
冷蔵庫の扉は掃除がしやすいように凹凸が少ない構造で出来ていますので、リメイクシートアレンジには最適です。
ワンランク上のキッチンリフォームDIY!ちょっと頑張る中級編
次に、キッチンの壁面をアレンジするアイディアを紹介します。
少し大工道具も必要となりますが、初めての方も簡単にできる作業です。見せる収納でおしゃれなキッチンを演出してみませんか。
思い切ってイメージチェンジ!「キッチンの壁」リフォーム
手作りスパイスラック
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キッチンで増えていくのがスパイス類です。引出しの中がスパイス瓶であふれかえっているご家庭も多いのではないでしょうか。
スパイスラック等の小物がすっきり収まり、調理中にも使いやすい収納棚があると便利です。そのためのアイディアが空中収納です。
IHヒーター、ガスコンロの奥の壁は、なにも置かれていないのが普通ですが、幅10センチ程度の棚ならすっきり収まります。
ホームセンターなどに既製品の棚もありますが、DIYするとご自宅のキッチン寸法にジャストフィットの棚が出来上がります。
材料はすべてホームセンターで手に入ります。造りたい棚の大きさをざっと決めたら、ホームセンターに棚板を見に行きましょう。
様々な材質・厚み・大きさで表面をきれいに整えた板が売られています。また、棚の柱用に凸凹に切り込みを入れた棚用柱材もあります。
【購入する材料】
組み立ては、最初に棚板と柱を必要長さに切出します。ご自宅にノコギリがなければ、ホームセンターが有償でカットもしてくれて便利です。
カットした板材は柱の凹凸部に嵌めて釘で固定し、板と柱のカット面を紙やすりで整えれば完成です。必要に応じて塗装すると、さらに愛着がわきます。
収納不足もコレで解決!「キッチン棚」でリフォーム
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キッチンの収納力アップにも手作りの棚は活躍します。キッチンコーナーは、デッドスペースとなりやすい場所です。
キッチンコーナーの空中スペースが空いていれば、そこにDIYでぴったりサイズの棚を設置してはいかがでしょうか。
手作りスパイスラックの要領で棚を作ることも出来ますし、複数段の棚板が固定できる階段状になったスチールの柱材などを使って、お好みの幅の棚を手作りすることも出来ます。
スチール製の棚用柱材は、ホームセンターやネット通販で色々売られています。組み立ては、棚板とスチール製柱材をスクリューネジで固定するだけです。
スチール製柱材は、壁にも固定できるようになっており、壁固定しておくと、地震などの時に倒れず安心です。
キッチンリフォームDIY!上級者編
日曜大工に手慣れておられる方であれば、いまお使いのキッチンに合わせた各種造作が手軽に出来ます。
電動のインパクトドライバとノコギリがあれば、いろんなものが造れます。中級編で紹介した棚も、棚板と同じ幅の板を柱材に用いてシンプルで使いやすい棚が造れます。
棚板、柱を板材から切り出し、柱になる板に棚板を固定するスクリューネジ用の下穴を空けます。
穴はインパクトドライバにドリルをセットすると簡単に開けることが出来ます。
その後ネジで棚板を固定すると、すっきりとしたシルエットの棚板が出来上がります。
コツは板材を寸法通りに直角に切出すこと、これだけです。電動ノコギリがあると、きれいに切断出来ます。
これができれば言うことなし「キッチンカウンター」リフォーム
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電動工具を使いこなして、棚を造れるようになったら、キッチンカウンターの造作はいかがでしょうか。
DIYの魅力は、自宅のキッチンにジャストフィットのものが安く手に入る点です。
カウンターの作り方も棚と同様で、各材料を寸法通りに直角に切出し、ネジ固定していくだけです。
カウンターの天板などは、板材のままでもきれいですが、汚れ防止にキッチンカウンターシートを貼るなどすると、汚れに強く使い勝手のよい仕上がりになります。
クリア塗装で板材を見せる造作をするなら、パイン集成材などのきれいに表面を整えた板材も各種販売されており、イメージ通りのカウンター等が造れます。
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DIYでこんな素敵なキッチンもできます!リフォームした実例を紹介
DIYの魅力は、イメージ通りの寸法、デザインの造作を手頃な価格で実現できるところにあります。
日曜大工に慣れておられなくても、誰でも簡単にイメージチェンジできるシート類も多数販売されています。
まずは、アレンジ用のシートを使ったお手軽リフォームから始めてみられてはいかがでしょうか。リフォーム検討のお役に立つよう、概算費用を紹介します。
キッチンユニットのリメイクシートアレンジ:540円
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リメイクシートはプチリフォームのヒット商品となり、いまや100均でも販売しています。
100均のシートは、ホームセンターやネット通販で売られているものよりやや薄いシートとなっていますが、逆に初めての方には取り扱いしやすいシートとなっています。
小さなキッチンユニットであれば、45cm×90cmシート5本でカバー出来ます。
②フチを少し重ねながら貼っていく
③重なった部分をカッターで切る
④オーバーラップしたシート部分を取り除く
ときれいに仕上がります。
ヒーター奥に手作りラックを自作:2700円
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ホームセンターで売っている6cm幅厚み14mmの杉加工板(表面をきれいに整えた板材)を使って、コーナーにあるIHヒーターの壁に沿ってL字のキッチンラックを手作りしました。
板材は、ホームセンターで必要寸法に切ってもらい、スクリューネジで各板を固定しただけのシンプルな造りです。
表面は塗料を塗り、汚れがめだたぬようブラウンに仕上げました。塗料、刷毛はともに100均で購入しました。
2×4材と突っ張り器具(ディアウォール)を用いた壁面収納:4000円~
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大型の棚を造ると、倒れないように壁固定しないと危険です。簡単に倒れ対策が出来るのが、突っ張り器具です。
床から天井までの長さの2×4材の両端に突っ張り器具を挟み込んで固定するだけで、倒れない柱の出来上がりです。
柱の好きな位置に棚板を設置していくと、お好みの壁面収納が出来上がります。この方法ですと、賃貸での原状復帰も容易にできます。金額は棚板の枚数等で変わります。
キッチンリフォームDIYで活躍するアイテム
DIY初心者の方にも扱いやすいリフォームアイテムを紹介します。多くのものが100均やホームセンターで手に入り、簡単にキッチンアレンジができます。
リメイクシート、タイルシート
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広い面を簡単きれいにアレンジできるのが各種シート類です。ホームセンターやネット通販だけでなく、100均でも品揃えされています。
・薄いプラスチックシートに色々な模様を印刷した耐水性のシート
・アルミシートに印刷された耐熱性のあるシート
・磁器タイルを連結固定したシート
など、様々なものが販売されています。
取付けは、いずれも接着したい面をきれいに整えた後、気泡が入らないようにシートをゆっくり張っていくだけで完了です。
お手軽アレンジのナンバーワンアイテムです。
取っ手
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キッチンキャビネットなどの取っ手は意外と目につきます。この取っ手を交換するだけでもキャビネットの印象は変わります。
取っ手も、ホームセンターやネット通販だけでなく、100均でも売られています。
一度、各店舗をご覧になって、お気に入りの取っ手がないか探してみられてはいかがでしょうか。
交換は取っ手の裏側のネジを外すだけで簡単に行えます。
ペンキ
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シート類を用いたアレンジと同様に簡単に行えるプチリフォームがペンキ塗りです。
ペンキが予定外のところを汚さぬように養生さえすれば、だれでも簡単にキッチンキャビネット扉の色などを変えることができます。
塗装に必要なペンキ・ローラー・刷毛・養生テープはホームセンターにも100均にもあります。
スプレー式のペンキは、ローラー等も不要で簡単に塗装が出来ます。スプレー式塗装は、溶剤が気化しますので、風のない日に屋外で作業しましょう。
木箱
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100均などに売っている木箱を組み合わせたり、木箱の上に板を渡すなどすると、簡易の棚が出来上がります。
木箱の利用方法はアイディア次第です。木箱を組み合わせて棚にアレンジする場合は、固定されていないので低い棚に留めましょう。
マスキングテープ
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部分アレンジに使えるのがマスキングテープです。本来は塗装などの養生用のテープでしたが、いまやノートや家電、壁のアレンジにまで各所で使われています。
100均やホームセンター、文房具屋に多種多様なものが品揃えされています。
マスキングテープの最大の利点は、簡単に貼って簡単に剥がせることです。気軽にマスキングテープアレンジを楽しんで見られてはいかがでしょうか。
デコレーションシートと呼ばれる幅広のものも販売されています。
ディアウォール
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棚の柱材(2×4材)を突っ張り固定する器具で、ねじ留め等がいらないため、手軽の棚が造れる便利アイテムです。ホームセンターやネット通販で手に入ります。
一組1000円前後です。また棚板を固定するための専用棚受けや、1×6材、2×6材用の突っ張り器具なども販売されています。
ディアウォールによる棚造作は、容易に原状復帰できるのも魅力です。
有孔ボード
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学校の音楽室の壁のような一定間隔で孔が空いた板材です。直径5mmの孔が25mm間隔で開いたタイプと直径8mmの孔が30mm間隔で開いたタイプがあります。
この孔に専用のフック等を取り付けることで、棚板などが固定できて壁一面を収納にできます。
板材は、白、黒に塗装されたものからナチュラルな木目のものまであり、1.8m×0.9mの規格サイズで3000円(厚み4mm)ほどでホームセンターに売っています。
取り付けは、孔にフック等が取り付けられるように裏に隙間を作る必要があります。
厚さ1㎝前後の板材を下地に一定間隔で張り、その上に有孔ボードをビス留めするか、下地から浮かせる専用パーツを使って固定します。専用パーツもホームセンターで600円ほどで手に入ります。
カラーボックス
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カラーボックスは、簡単な収納棚として昔からある定番商品です。複数のカラーボックスに棚板を渡すと、収納棚が出来上がります。
ホームセンター・家具の量販店・生活雑貨の店・ネット通販などで安く手に入るのが魅力です。三段の棚で2000円ほどで手に入ります。
最近は、棚板の高さを変えられるなどカラーボックスも進化しています。但し、合板の表面に化粧シートを張った構造の物が主流なので、水濡れに弱いのが欠点です。
水に強いシートを貼ったものも販売されていますので、用途に合わせて選んでください。
あると便利!キッチンリフォームDIYで活躍する道具
DIYを始めるには、あれこれ道具をそろえるのが面倒と思われる方もおられると思います。
そこで、キッチンリフォームDIYに必要な道具類とその価格を簡単に紹介します。
これだけは揃えたい道具
本格的DIYの道具を説明する前に、お手軽DIY用の道具から説明します。シール類を用いたアレンジでは、カッターと定規、スクイジーがあれば、作業ができます。
カッターと定規は、どこのご家庭にもありますよね。スクイジーは、シールの表面をなぞりながら空気を押し出していくプレートで、シールによっては同梱されています。なければ、100均やホームセンターで手に入ります。100円程度です。
あと、あると便利なのが、差し金と巻き尺、DIY用カッターです。差し金はL字型の金属定規で、材料を直角に切出すための線を引くのに必要です。
DIY用のカッターは、厚いシール類などを切る時に便利です。これらの便利工具は100均に揃っています。
簡単な棚を作るには、木を切るノコギリ、釘を打つ金づち、スクリューネジをねじ込むドライバー、釘やスクリューネジを固定する時に、釘・ネジ用の下穴を開けるキリもあると便利です。
下穴は、釘・ネジの固定位置を決めるガイドとして、軽く開ける穴です。これらの工具も100均に揃っています。
あると便利こんな道具
大きな棚やカウンターなどを木で造作しようと思うと、もう少し本格的な道具が欲しくなります。
ホームセンターでは本格的な工具類が揃っています。ノコギリは、使っていくと切れ味が鈍り、切り口がけば立ってきます。
ホームセンターでは、カッターと同じように、刃を交換できるノコギリ(ゼットソーなど)も売っていて便利です。2000円前後で買えます。
また作業が楽になるのが電動工具です。穴あけにもねじ回しにも使えるインパクトドライバはお勧めです。
バッテリー式で軽く、女性の方でも取り回しができる小型のモデルも多数あります。ホームセンターで1万円強で売っています。
さらに、木を直角に切るとき便利なのが電動ノコギリです。棚などを作る時にきれいに仕上げる基本は、材料断面を直角に切出して組み立てていくことです。
手動のノコギリでは、うまく直角が出せないこともしばしばですが、電動ノコギリであればガイドが付いているので、簡単に直角に切出せます。
100V電源で動くものは7000円前後、バッテリー式が1万円ほどでホームセンターで手に入ります。
コスト削減!システムキッチンも自分で交換できるか?
最後に、究極のキッチンDIYを紹介します。システムキッチン(キッチンユニット)の自作です。
システムキッチンは買うと数十万円以上しますが、自作すると半額以下で作れます。
同じタイプのシステムキッチンなら自分で交換可能!
システムキッチンは
・水仕事をするシンク部分
・煮炊きするコンロ部分がセットされたトッププレート
・その下の収納部分
で構成されています。
トッププレートは、作りたいシステムキッチン用にステンレスでオーダーメイド製作してくれる会社があります。
オーダーキッチン天板として、インターネット経由でもオーダーできます。10万円ほどです。オーダーして数週間で送られてきます。
オーダー天板には必要な排水器具等はセットされています。天板を手に入れたら、あとは、下の収納を棚、カウンターを作る要領でDIYするだけです。
かかる費用は、材料費の数万円で調達でき、材料切出しの設計ができていれば、2日もあれば作れます。
但し、排水配管の取り付けは資格を持った業者しかできませんので、最後のセットは給排水工事業者さんにお願いする必要があります。
換気扇も交換するのであれば、こちらも業者さんに頼む必要があります。ご近所のリフォーム工事店などに相談されると、1日仕事として、1,2万円前後で引き受けてもらえます。
また、オーダー天板には、ガス、IH等の調理器具は付いていません。これも資格を持った業者しか設置工事が出来ませんので、商品と設置工事を一括で専門業者にお願いすることになります。
商品+設置工事費で10万円前後です。家電量販店、ホームセンターなどでも取り扱っています。
システムキッチンの自作も棚やカウンターの自製と同じですので、ノコギリとドライバ、金づち等の工具があれば出来てしまいます。
それ以外に、水が入り込みそうな天板と木製部材との接合点をシールしておく、シリコンシーラントも必要になります。ホームセンターで数百円で買えます。
システムキッチンを自分で交換するメリット・デメリット
システムキッチンを自作するメリットは、お気に入りのデザインの物を市販の半額程度で手に入れられる点です。
細部にまでご自身のこだわりを詰めたキッチンユニットを作れます。
デメリットは、メーカー品が備えているこだわり収納などの工夫を取り入れられないことです。
いま引出し式の収納が主流となり、手を挟むことがないようにソフト閉止機能など細部まで考慮した設計が為されています。これらはDIYで実現するのは厳しいです。
メリット、デメリットとも理解されて、ご自宅のキッチンリフォームを検討していただければ幸いです。
まとめ
キッチンの雰囲気を変えるあれこれを、DIY初心者でもできるデコレーションメニューからキッチンユニットの自作まで紹介しました。
DIYのいいところは、いつでも改良・改善作業をしていける点です。
DIYのこれまでのご経験に合わせて、可能な部分からご自身で手を加えて、使いやすいキッチンに育てていかれてはいかがでしょうか。