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玄関アプローチに階段をつける費用は?手すりやスロープについてもご紹介!

玄関アプローチに高低差や段差がある場合、階段を設置することで出入りがスムーズになります。

将来的なことを考えて階段に手すりを取り付ける、スロープを設けるなどのリフォームについて詳しく見ていきましょう。

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玄関アプローチに階段を設置する費用は?

段差や高低差がある場合にあると便利な階段、では玄関アプローチに階段を設ける場合、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。

階段の素材や幅・長さにより費用が左右される

玄関アプローチに階段を設置する場合、その素材や長さなどによって費用が変わってきます。

最もポピュラーな素材であるコンクリートブロックを使用する場合、1m程度幅の階段を設置するのに5~10万円程度を見込んでおきましょう。

理想的な階段の高さやふみ幅とは?

屋内でも屋外でも、階段の高さ(蹴上)や踏み幅(踏面)には適切とされる基準があります。

靴を履いて使用する、屋内で使用するなどによって異なりますが、玄関アプローチに設置する階段は高さは150㎜以下、踏み幅は300㎜以上とするのが一般的です。

必要な工事とその相場について

玄関アプローチに階段を設置する場合、費用はその施工内容によって大きく変わってきます。

既存のブロックやフェンスなどを撤去する必要があるか、どのような素材を使用するか、長さや幅はどうするかなどを考慮する必要があります。

一般的にはブロックを積み重ねて作り上げることが多く、10万円程度の費用がかかります。

既存のものを撤去する場合には撤去したものの廃棄処分費用、撤去費用がかかることに注意しましょう。

玄関アプローチにスロープを併設する場合の費用は?

玄関アプローチにスロープを設置することもあります。

高齢者がいる場合、将来を考えてスロープを設置しておくと緩やかなスロープは歩行の大きな助けとなる他、車椅子での移動の際にもとても便利です。

スロープには理想的な勾配と幅がある!

ひと口にスロープと言っても、使用用途によって必要とされる幅や勾配は変わってきます。

高齢者が車椅子で移動するために使用するのか、自転車やベビーカーで使用するのかなど、それぞれの用途に応じたスロープを設置することが大切です。

自転車やベビーカーが通れるようにしたい場合

自転車やベビーカーで使用するスロープには、ある程度の幅が必要になります。

また途中で回転する場合には、一定の基準で踊り場を設置しなくてはなりません。幅は可能なら130㎝程度、勾配は1/6以下が望ましいとされています。

1/6以下の勾配とは6mで1m上がる勾配という意味ですが、可能なら1/8以下程度の勾配の方が良いでしょう。

車いすが通れるようにしたい場合

同じスロープでも車椅子で使用する場合の基準は異なります。

バリアフリー法(旧ハートビル法)では基準を1/12以下と定めていますが、これは介護者がいる場合などに有効なもので、自走なら1/15以下が望ましい数値です。

幅は90㎝、1m程度あると便利です。

必要な工事とその相場について

スロープを設置する場合コンクリートや木材などを使用しますが、手すりを設置するか否かによって費用が変わってきます。

一般的には50万円程度の費用がかかり、手すりなしのスロープであればその半分程度の費用となります。また既存のものを撤去する必要がある場合には撤去費用と処分費用がかかります。

階段やスロープに手すりをつける費用は?

階段やスロープを設置する場合、手すりを取り付けておくと安全安心です。高齢者がいない場合でも安心ですし、手すりがないことによって怪我をすることだってあり得ます。

手すりの費用は素材や長さによって異なりますが、アルミの製品で5万円前後。スロープの場合には階段よりも長さが必要となります。

おすすめは2段手すり

手すりもさまざまな素材や形状がありますが、おすすめなのが2段手すり。

高さの異なる手すりが2段付いているタイプで、低い位置の手すりは子供や車椅子での使用の際に便利です。2段手すりがあれば子供から大人、車椅子での使用が可能なので、将来に備えて設置するのにも最適です。

材質は滑りにくくて握りやすいものを。1m程度の長さで2万円くらいから

バリアフリー手すりには補助金が利用できる!

こうしたバリアフリー化を行う工事に補助金が出る場合があります。自治体が独自に行うリフォーム補助金で、施工内容や補助金に条件があるため、事前にチェックしておくと安心です。

介護保険による補助を受けることもできます。要介護の認定が必要などの条件がありますが、20万円を上限として施工費用の1割負担でリフォーム工事を行うことが可能なので、利用しない手はありません。

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足元照明でより安全に!

玄関アプローチに階段や手すりを取り付けるなら、足元を明るく照らす照明も検討してみましょう。夜間の外出の際には照明があると安心ですし、防犯上の理由からもとても安心ですね。

足元照明があれば懐中電灯が不要なので、車椅子使用時などに重宝します。価格は1万円程度から、施工費用は設置形式によって変わります。

まとめ

玄関アプローチに階段を設置場合の費用は10万円程度、スロープを併設するなら30万円程度かかります。その場合、手すりを付けるなら50万円程度は見込んでおきましょう

今現在手すりは必要ない場合でも、あるのとないのでは安心感が違います。階段やスロープを設置の際には手すりも取り付けておくと安心ですね。

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