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玄関アプローチをレンガで仕上げる!手順や費用をまとめました

玄関アプローチの素材にはさまざまなものが使用されますが、素材や組み合わせ、色合いによって驚くほど表情が変わってきます。レンガもそんな素材の一つで、特に洋風家屋を暖かく彩ってくれることで人気となっています。

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玄関アプローチにレンガを敷くとどんな雰囲気?

玄関アプローチにレンガを使用すると、雰囲気がグッとおしゃれに変化します。

レンガの持つ質感やオレンジがかった色合いも加わって、素朴でいながら暖かい空気感を醸し出してくれます

また年を経るごとに味わい深く変化していくのも、レンガが持つ特徴と言っていいでしょう。

代表的なレンガ敷きのパターン

そんなレンガを玄関アプローチに使用する場合、並べ方や組み合わせにいくつかのパターンがあることをご存知でしょうか。

ランニングボンド

最もポピュラーなレンガの敷き方です。レンガを半分ずつずらして配置していくだけなので素人でも取り組みやすく、失敗も少ないパターンです。

カーブを描くのにもやりやすい方法です。

ジャックオンジャック

これも取り組みやすいパターンです。レンガを同じ向きに並べていくだけ、しかも半端な部分がないので失敗が少なく無駄もありません。四角に敷き詰めたい場合に最適です。

バスケットウィーブ

縦横2枚づつ、同方向に積んでいくパターンです。

比較的取り組みやすい積み方で、真四角や広いスペースを施工するのに向いています

ハーフバスケットウィーブ

※上記写真の真ん中部分のパターンです

バスケットウィーブの変形版です。縦1枚・横2枚と計3枚一組のパターンを作ります。

3個のレンガで作るので一見難しそうに見えますが、初心者でも簡単に作れます。

狭い場所などに適しています

ヘリンボーン

2枚のレンガでL字を作り、それを組み合わせていくパターンです。

L字で組んでいくのでズレにくく強度がありますが、初心者には難易度が高い並べ方です。

公共施設などで利用されています。

ピンホイール

半分サイズのレンガを取り囲むように配置していき四角を作り上げるパターンで、初心者には少し難しいかもしれません

デザインとしては面白く、目を惹きます。

ホウレッド

レンガで放射状に広がる円を描くパターンで、難易度の高い並べ方です。

デザイン性に溢れた個性的な方法なので、慣れてきたら自分だけのオリジナルに挑戦してみるのも面白そうです。

レンガを敷く手順

ではレンガを敷く手順や方法を見ていきましょう。

レンガを施工するにはいくつか方法がありますが、一番手軽にできてやり直しが可能なのが砂ぎめ工法、サンドクッション工法と呼ばれる方法です。

敷く場所の寸法計測

まずレンガを敷く場所を決めたら、面積を計算します。

この時水糸などで目印をつけておくと、正確に計測することができます。

レンガの必要量の計算

レンガには標準的なサイズがありますが、使用したいレンガのサイズを確認して必要量を割り出します

多少余裕を見て用意しておくと、不測の事態にも対応できます。

穴掘り・地固め

準備ができたら、穴を掘るところから始めます。穴の深さはレンガの厚み+5㎝超程度、出来上がりが地面よりも少し高くなるように掘り下げます。

そこに砕石を2-3㎝程度の厚みで敷き詰め、よく踏み固めます。下地が整ったら砂を2㎝程度敷き詰めます。

レンガ敷き

砂を平らに慣らしたら、レンガを並べていきましょう。レンガは並べていくだけなので、何度でもやり直しができます

仕上げ・手直し

レンガを並べ終わったら砂またはケイ砂をレンガの上にまいて、レンガの隙間を埋めるように箒などで掃きます。

最後にじょうろなどで静かに水をまいて、砂とレンガを締めます。

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自分でレンガを敷く場合に必要な費用と道具

レンガの玄関アプローチはDIYでもできますが、必要な道具や費用はどのくらいかチェックしてみましょう。

レンガを敷く作業に必要な道具

・面積を測るのに使用するメジャー
・目印や水平を取る時に使用する水糸
・穴を掘るスコップ
・砕石を踏み固めるタンパー、または重い物
・砂を慣らすなど

レンガを敷く場合に必要な材料

次にレンガを敷くのに必要な材料を見ていきましょう。

材料は施工内容によって変わりますが、砂ぎめ工法の場合は以下のようになります。

レンガ

ひと口にレンガと言っても標準的な赤いレンガや外国産のレンガ、アンティークなものまでさまざまです。

赤いレンガが100円前後、アンティークなものは2~5倍程度で、微妙な色合いや雰囲気が人気です。

砕石の後に投入する川砂、仕上げに投入するケイ砂などがあります。

隙間を埋めて固めるために使用します。川砂は20Lで250円程度から、ケイ砂は25㎏で3,500円程度から。

砕石

下地を作るのに使用します。石の色や大きさなどの種類が豊富です。20㎏で2,000円前後から。

業者に依頼してタイルを敷く場合

このようにレンガをDIYで敷くことはできますが、業者に施工してもらう場合いくらくらいかかるのでしょうか。

タイルを敷く場合の費用

レンガの材料費と施工費用がかかります

使用するレンガの種類、施工内容や面積によって変わりますが、1㎡あたり10,000円程度から20,000円程度見ておくと良いでしょう。

どれくらいの期間で仕上がるのか?

こちらも施工内容や面積によって変わります。

DIYでは砂ぎめ工法で施工しましたが、モルタルで固める工法で施工する場合には固まる時間を考慮する必要があります。固めることでレンガがズレることなく仕上がりますが、将来的に壊す可能性がある場合には手間がかかります。

工期は1~5日程度見ておくと良いでしょう。

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