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意外と簡単なキッチン扉の交換!方法や手順を紹介します

キッチンユニットの扉はキッチンの顔です。扉のカラーや質感でその家のキッチンのイメージが決まります。

そのキッチン扉も、長く使っているとキズや色あせ等が生じて、くたびれたイメージを醸し出すことも多々あります。

もし、ご自宅のキッチンユニットの扉がくたびれた感じになっていたら、扉のリフレッシュはいかがでしょうか。

扉だけ購入して交換すること出来ますし、がんばればDIYで取り付けすることも可能です。

キッチン扉のリフレッシュについて紹介します。

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どんなキッチン扉を交換するかを決める!

キッチンユニットはシステムキッチンとも呼ばれますが、幅45センチ、あるいは60センチを規格サイズとして、シンクや加熱調理器を配置したトッププレート(天板)と天板を支える収納棚で構成された、セミオーダーメイドの造りです。

そのため、扉は後から交換することも可能となっています。

扉の交換方法を解説します。

DIYで作ったキッチン扉に交換

キッチンの扉の扉には、開き戸と引出しがあります。

開き戸…板材を蝶番で固定したもの
引出し…引出しの箱に表扉をねじ止め固定しただけの構造

そのためどちらの扉であっても、自作の板材で扉を造り、交換することができます。材料はホームセンターで手に入ります。

蝶番と取っ手は、傷んでいなければそのまま使えます。板の加工も必要寸法に切出し、蝶番や取っ手固定用の孔加工をして、表面を整えるだけですので、電動工具が扱える方なら作製可能です。

DIYで扉をつくるメリットは、ご希望のテイストの扉を安く作れることです。デメリットは、作業にある程度のDIYスキルを要することです。

電動ドリルや電動ノコギリ等を使いこなして、棚やユニットを自作できる方なら十分に自製可能です。

既成のキッチン扉に交換

キッチンユニットの扉材は、お使いのキッチンユニットメーカーに扉だけ新作し、交換してもらうことも可能です。

扉の交換でキッチンユニットが新品のように蘇ります。またキッチンリフォームの専門店では、各種既製の扉材を使ってキッチン扉のプチリフォームしてくれます。

扉は長年の使用で日焼けや色落ちが生じますから、傷んだ一部の扉だけ交換すると、色や質感の差が目につく可能性もあります。そのため、交換する場合は、扉全部の交換が基本となります。

オーダーメイドのキッチン扉に交換

キッチンリフォームの専門店では、天然木等を用いたオーダーメイド扉の製作をしているところもあります。

扉を木製に替えると、キッチンをナチュラルな雰囲気に演出できます。扉の制作だけ依頼し、ご自身で設置するDIYに対応した扉メーカーもあります。

ネット検索して、お気に入りのキッチン扉をリーズナブルに入手する方法を探してください。

DIYで作ったキッチン扉へ交換する方法

コストパフォーマンスが一番良いDIYでの扉制作、交換方法を作業工程に沿って説明します。

作業手順を紹介します

①扉の採寸・・取り替える扉の寸法を採寸し、購入する板材、蝶番、取っ手の数を決める。
②材料調達・・ホームセンター、ネット通販などで必要材料を揃える。
③扉製作・・購入した板材から扉の必要寸法に切出す。その後、蝶番、取っ手取付用の孔加工をし、表面をサンダー掛けして整え、希望の色に塗装する。
④扉取り付け・・付いてる扉を外し、新しく製作した扉に付け替える。スライド蝶番を調整して、扉をきれいに収める。その後防虫パッキンを張り直してリフォーム完成。

DIYキッチン扉の材料は?

キッチン扉のDIY製作に使える板材は、ホームセンターで手に入ります。表面を整えた幅45センチの板材を使うと、必要長さに切り分けるだけで扉に使えます。

木目がきれいなパイン集成材が、厚さ18ミリの棚用板材として3,000円(120ミリ長さ)程度で売られています。

必要な長さへの切りだしも、ホームセンターが有償(1カット50円前後)で対応してくれます。自宅へ持ち帰る上でもホームセンターでの切出しは便利です。

ネット通販でも、種々の板材を必要長さに切り出して販売してもらうこともできます。ご自宅のキッチンのデザインに合わせて選んでください。

扉の他に準備するもの

扉材を準備したら、後は扉を取り付けるスライド蝶番と取っ手を準備します。スライド蝶番は1個300~500円、取っ手は数百円でホームセンターで手に入ります。

<金具、工具、塗料など、必要なもの、その価格などを紹介>

扉材加工用に工具も必要です。スライド蝶番のカップ部を取り付ける穴を削り出すドリル(刃)が、木工用ボアビットとして1000円程度でホームセンターで買えます。

購入されたスライド蝶番のカップ径に合わせて購入下さい。直径25ミリから40ミリのカップ径の蝶番が売られています。

ビットを回転させる電動ドリルは、100V電源で動くものが6000円前後で売られています。

バッテリー式のインパクトドライバーが、1万円前後でホームセンターにあります。

後は、塗料と刷毛を準備します。ホームセンターで各種カラーのものが1000円前後で販売されています。刷毛・バッド・養生テープ類は、100均でも手に入ります。

DIYが得意な人におすすめ!

キッチンユニットの扉をDIYで自製する場合の最大の難関は、スライド蝶番の取り付け用下穴の加工です。

スライド蝶番に添付された施工指示書に従って、扉材に下穴を開け、蝶番のカップ部を取り付けてください。

またユニット側にマウンティングプレートをねじ止めして、蝶番の開き具合を調整したら取り付け完了です。

調整は、扉が水平一直線に揃うように地道に行ってください。この手間が仕上がりの美しさを決めます。

既成のキッチン扉へ交換する方法

いま付いているキッチン扉と同材の扉をご希望なら、ご自宅のシステムキッチンを購入されたメーカーのショールームで相談しましょう。

キッチンユニットがかつての新品のように蘇ります。扉の製作と扉への蝶番取り付け加工までメーカーにお願いしましょう。

キッチンユニットの扉交換は、ご自身でDIYすることも出来ますし、プロに取り付けしてもらうことも可能です。

作業手順を紹介します

①扉注文準備・・システムキッチン購入時の図面を探しましょう。その図面に基づき、キッチンメーカーに扉作製を依頼します。なければ、システムキッチンの全体写真と、扉の写真、取っ手部分の写真を撮り、各扉の寸法を控えてください。また、可能であれば、扉を1枚外して、打合せに持参ください。写真では、扉の色や質感は伝わりにくく、現物を見ての打合せが確実です。
②キッチンメーカーショールームでのコンサルティング・・キッチンスペシャリストに扉交換を相談しましょう。いろいろなアイディアを出してくれます。その中から気に入った物を選んでください。
③メーカー下見と発注・・キッチンメーカーがご自宅のキッチンを確認し、商品代金、工事費用の見積もりを作ってくれます。ここまでは、無償で対応してくれます。金額と中身を確認し、発注判断してください。

既成のキッチン扉はどこで購入するの?

上では、システムキッチンメーカーのショールームでの発注を例に作業の流れを紹介しましたが、キッチンリフォーム専門店でも同様の発注が可能です。

扉の代金は、選ぶ扉の材質や表面加工で大きく異なります。扉1枚の料金は安いもので6000円ほどで、無垢板製や鏡面塗装品などの高級なものにあると、2,3万円にもなります。

システムキッチンには扉が10枚前後ありますので、板材の選定でキッチンリフォーム金額が大きく変わってきます。納得のリフォームを成功させてください。

扉の交換に必要なもの

扉の設置まで業者にお願いする場合は、特に準備するものはありません。

交換は半日で完了します。当日はキッチン周りを片づけて作業を待ちましょう。

意外と簡単!DIY初心者でもできる!

ご自身での取り替えも可能です。

先に紹介したDIYでの扉製作・設置の要領で、新作の扉に付属しているスライド蝶番をキッチンユニットに取り付け、扉全体を水平一直線に調整するだけです。

慣れるまでちょっと時間を要しますが、特別な工具等必要なく、作業が出来ます。半日で作業完了できます。

自信がない人は業者に依頼しよう

細かい調整に自信がない
・キッチンの吊り戸棚の扉交換といった高所作業が苦手な方
は、無理せず業者に設置工事を頼んでください。

取り付けと古い扉の処分を合わせて、3万円前後で作業してくれます。

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オーダーメイドのキッチン扉へ交換する方法

お好みの無垢板などで、オーダーメイドの扉を造ってくれるキッチンリフォーム店もあります。

オーダーする場合の作業の流れを紹介します。

作業手順を紹介します

作業の流れは、上で紹介した既成のキッチン扉の注文と同様に、現在お使いのシステムキッチンの図面に基づいて、オーダーメイドの扉製作をリフォーム店と打ち合わせします。

図面がない場合は、写真等の資料を準備して打合せを行います。

オーダーメイドのキッチン扉はどこで購入するの?

オーダーメイドのキッチン扉の製作も、キッチンリフォーム店で打合せします。

扉の単価は既製品扉より高くなりますが、お客様オリジナルのキッチンにリフォームすることが可能です。

ネットオーダーできる扉製作会社もありますので、参考にしてみてください。

交換は自分ですることも業者に依頼することも可能!

扉の取り付けは、既成の扉取り付けと同じで、ご自身で作業することも出来ますし、リフォーム業者にお願いすることも可能です。

費用は、取り付けと古い扉の処分で3万円前後です。

仕上がりが違う!オーダーメイド扉

オーダーメイドで扉を造ると、扉の材質から表面デザイン・塗装・取っ手まですべてお客様のお好みで選べます。

そのため、既製品にはない上質なキッチンのイメージを醸成することができます。

キッチンリフォーム店で扉交換を相談される時は、オーダーメイド扉も選択肢の一つに加えて見積りを取り、ご予算の範囲で最上のリフォームを実現してください。

キッチン扉を交換してイメージチェンジ!

キッチンリフォームでシステムキッチンを取り換えると、100万円前後の費用がかかりますが、扉の交換だけを業者に全作業を頼んでも10万円台で済ますことも可能で、キッチンの見た目が新品同様に生まれ変わります。

扉交換リフォームの例をご紹介します。

システムキッチンの扉11枚交換・・20万円

システムキッチンの扉全部を、キッチンユニット扉で一般的なメラミン化粧合板に交換した価格です。

設置工事から取り外した扉の廃棄物処理費まで一式含みます。

ソフトクローズ機能耐震ラッチも標準装備して安心です。

作業は1日で完了します。

既存の蝶番、取っ手を再利用して安く交換・・11万円

システムキッチンの扉10枚を化粧合板に交換した事例です。

費用を抑えたいとのご要望で、蝶番と取っ手は現状のもので再利用し、扉材も一般的なものとしました。

作業は1日で完了し、交換工事と残材処理費を含みます。

化粧合板のキッチン扉を無垢板材に交換・・15万円

システムキッチンの扉をパイン集成材の板材に交換した事例です。

シンプルな白木の板扉にすることで、ナチュラルな北欧調のキッチンに生まれ変わりました。

取り付けから残材処理まで含んだ価格です。

まとめ

システムキッチンでは、収納部のユニットが壊れることはまずありません。一方、水栓金具やIHヒーター等の調理器具は、10年前後で交換が必要になります。

その時にキッチンの扉も交換すると、システムキッチンは新品同様の美しさと使い勝手に蘇ります。

システムキッチン全体をリフォームすると100万円前後の費用がかかりますが、水栓・調理器具・扉交換のみのリフォームでは、その費用は数分の1で済みます。

賢くリフォームするアイディアとして部分リフォームも考えてみませんか。

 

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